シトルリンとアルギニンはどちらを摂取しても効果は同じ?違う?

アルギニンとシトルリンは共に同じアミノ酸の一種で、もとは同じ成分ですが、アミノ酸の構造が違うことで分けられています。

人間の体内では合成できずに、食事などの外部から摂取する必要のあるアミノ酸のことをよく「必須アミノ酸」と呼びますが、体内で合成できるアミノ酸を「非必須アミノ酸」と言います。

アルギニンは非必須アミノ酸に分類され、食事からでも摂取することが可能とされます。逆にシルトリンは人間のタンパク質を構成する20種類のアミノ酸から外れた「遊離アミノ酸」とされ、よく聞くオルニチンなどもこの遊離アミノ酸の一種とされます。

どちらのアミノ酸もサプリメントとして健康食品などの使用を認められていて、体の機能改善など多くの効果を生み出すとして利用されています。

シトルリンには体内で一酸化窒素(NO)の生成を高めて血管を拡張する作用があり、血流を良くすることで、冷え性、肩こり、むくみ改善や筋力増強といった効果をもたらすとされます。

また血液の通りが良くなることで老廃物が多く流れ、血管年齢にも良いとされ、老化や酸化を防ぎ、新陳代謝の活性化や美肌作りにも役立つ効果が期待されています。

シトルリンとアルギニンには密接な関係があり、体内での作用は、この2つのアミノ酸が交互に変換されて働いています。シトルリンを体内に摂取すると遊離アミノ酸として全身に行き渡りアルギニンへと変換され、再び一部のアルギニンがシトルリンへと変換されます。

そのためサプリメントでどちらのアミノ酸を摂取すればいいか考える場合、吸収率の良いシルトリンを摂取することになります。アルギニンは吸収率が悪く経口摂取しても4割程度しか一酸化窒素サイクルに利用されず、残りの6割は尿などに混じって排泄されてしまいます。またアルギニンの過剰摂取は腎臓にダメージを与える要因になるため、摂取量には注意が必要になります。

血管拡張効果のある一酸化窒素サイクルにおいて、アルギニンは少しの量しか使われず、シトルリンの方が大量に消費されることからも、吸収率の良いシトルリンを含んだサプリメントを摂取して、アルギニンを体内で変換してもらうのが良いとされています。

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